[現場手帳]

洗いの原点にたって見直し

コスト削減とともに、経費に大きな影響を及ぼすリネン品の寿命や、サイクルに興味をもたれる方が増えてきました。
その結果、洗剤や水についても非常に勉強されています。
いま一度、基礎から見直してみると、いろいろな疑問がでてきているようです。

実際にはホテル側からクレームがでてきたことが、きっかけになっているケースもありますが、現在はバブル時のやり方ではなく、洗いの原点にたった要求がでてきています。

洗いの品質からワッシャーエクストラクターも見直されてきています。
リネンの寿命や仕上がりから、海外ではワッシャーエクストラクターが評価され、大量処理のための超大型の機械もでています。

連洗も最近の傾向では、多目的なタイプが主流になってきています。
決まった品種を大量に処理する上では、シングルドラムの連洗もメリットが多いのですが、従来どおり使うのではなく、水位、温度、時間、洗剤類のチェックを定期的に行い、複数の洗剤メーカーに水質、汚染布テストを行ってもらうようにしたいものです。 (T・K)