[現場手帳]

入出荷の流れをスムーズに

リネンサプライはサービスを提供する企業であるということは言うまでもありません。
リネンサプライの顧客であるホテル、旅館にしろ、病院にしろ、365日無休で動いています。観光地の場合、特に週末に集中するという典型的なサービス業のスタイルです。
週7日365日分を提供しているものを、6日または5日で生産する場合、当然毎週1~2日分をストックするスペースが必要になってくるわけです。

米国の工場を見学すると、日本の工場と大きく違う点がわかると思いますが、その最大の差は入出荷スペースです。

確かに場所の問題があるため、日本では上下に場所を設けなければならないということはわかりますが、入出荷の動線があまりにも複雑になり過ぎているケースが見受けられます。
時として、直接生産に携わっている人よりも、混線している動線を解きほぐすためだけにたくさんの人が必要となっている工場もあります。

この入出荷の流れをスムーズにすれば、ほとんど費用がかからずに、コスト削減もはかることができるのではないでしょうか。(K・K)