さまざまな団体やグループを中心に、工場見学会や勉強会等が開かれています。 企業、グループによっては慰安をかねた海外研修なども行われるようです。
しかし経営者、工場長同士が集まっていろいろと話し合っても、各々の地域、企業形態の違いから、ぴったりと自社の参考になることは少ないかもしれません。
そこで共通の基盤で話し合いができれば、より実りあるものになってくるはずです。
共通基盤になりえるのは、ひとつには経営分析の数字でしょう。
この数字は金額ではなくパーセントで見ます。
会社の規模が違っても、かかるコストの比率は同じようになってくるはずですから、同じような形態で行っていても違いがあるとすれば、なぜなのかをきいてみることが重要でしょう。
違いがあるのが当り前だと思わず、なぜ違うのかと思うことが改善の第一歩です。
この差のあるところを研究することが、話し合い、会合を実りあるものにするのではないでしょうか。(K・K)